横山利秋の発言 (法務委員会)
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○横山委員 私は、非常にデリケートな言い方を本年もいたしておるわけでありますが、法務省としては、私どもが申し上げますように、理非曲直をきわめて明白に、法に触れておることは触れておるというふうに敏速に処理をせよということの一面があるわけでありますが、同時に、この種の問題につきましては、東本願寺が日本の信仰の大本山として国民の信頼を回復をいたしますためには、円満解決かなければならないと思うのであります。その円満解決に結果として京都地検なり検察の仕事が資する、こういう結果を私は実は期待をいたしておるわけであります。
このことにつきましては、私の承知する限りにおきましては、双方とも、この京都府警及び地検の調査の結果が、また判断の結果が出ることを逆な意味からそれぞれ期待をしておる。何か筋が通らなければ、通って一本の道が開かれなければ、土俵場かそこで設定されなければ、双方の話し合いがなかなか円満に成立しないという観点があることを法務省としては、法務省の所管の問題ではないけれども、お含みおきを願いたいと思うのであります。
いまあなたは、捜査上の問題であるから申し上げにくいとおっしゃいました。しかし、私がいま申し上げましたような観点でいけば、できる限り、それはあなたの方のできる限りではございますけれども、できる限りいまの地検の作業状況なりその作業の結果なりというものを知らしめて、そして、それではひとつ話し合いをしようというような雰囲気ができることが、私は政治的に望ましいと思っておるわけであります。地検は一切秘密にしておいて結果だけ出せばいいという問題では、この問題に限ってはないと私は思っておるわけであります。
きょうは法務大臣がいらっしゃいませんから、その辺のあうんの呼吸をお話をすることができないのが残念でございますけれども、ちょうど何といいますか、例は悪うございますけれども、労働組合かストライキをやる。ストライキをやるのか目的ではないのであって、ストライキという背景のもとに、労使双方の話し合いが行われる雰囲気を醸成するというところに目的があるわけであります。むしろ京都地検の結果が出る前の方が双方の話し合いの余地があり得るのではないか。その京都地検の結果というものがどういう内容かは、それははかり知りがたいものかあるにいたしましても、少なくともこういう結果になるから、なりそうだから、こういう判断をして話し合いをしたちどうかという条件が出ることが望ましいと思うのであります。
その意味では、先ほどきわめて簡単な御報告ではございましたけれども、その間の状況をもう一歩突っ込んで御報告されることを私は望みたいと思います。