大平正芳の発言 (予算委員会)

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○大平内閣総理大臣 御指摘のように、いま国民の政治に対する要請は、政策の問題も大事でございますけれども、政治の姿勢、とりわけ綱紀の粛正、政治倫理の確立ということを強く求めておられます。このことは、過般の総選挙におきましても非常に鮮明にあらわれておるところだと私も判断をいたしております。
 したがいまして、政府はその施策を始めるに当たりまして、政策以前の問題として、綱紀の粛正の問題、行政簡素化の問題をとりわけ重大と心得まして、まず政府自体がそれに取り組む姿勢を確立しなければならないと存じまして、組閣早々、各閣僚に具体的な指示をいたしますと同時に、各省庁におきまして、これを受けて実施の細目を決めて実行に移しておるところでございます。すなわち、役所におきまして予算の計上、執行を厳正にすること、勤務体制を厳正にしてまいること、それから公費をもってする招待、贈答等を廃止していくこと、その他一連の具体的な申し合わせを決めまして、いま鋭意実行に当たっておるところでございます。
 第二は、政府関係機関、公社、公団、事業団等につきましては、すでに御案内のように不祥事件も出てまいっております。不正経理も明らかになってきております。これに対しましては、まず事態の究明を急ぎまして、責任者は厳正に処分してまいらなければなりませんし、またその予算の執行等は適正にいたしまして、国民の納得のいく処理をしなければならぬと考えております。
 一方、行政整理でございますが、これにつきましては、年内に各省庁に計画を策定していただきまして、五十五年度はそのうちどれから実施してまいるかということについて、目下政府部内で検討を重ねておるところでございます。五十五年度予算案の姿でごらんをいただくように、御審議をいただくようになろうかと思いますけれども、いま鋭意その具体的な策定にかかっておるところでございますので、しばらく時間をかしていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 大平正芳

speaker_id: 28089

日付: 1979-12-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会