石野久男の発言 (科学技術振興対策特別委員会)

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○石野委員 私は、実はこの法案の審議、採決を非常に急がれるものと思っておりましたら、諸般の情勢で非常にゆっくりと審議をしてもいいような状況になっておりまするので、できるだけひとつ初歩的なところからの御質問をさせていただきたいと思います。
 しかし、それにしても、どうしても一つ聞いておきたいことがあるのです。それは「原子力船研究開発の進め方について」という原子力委員会のなにが出ておりますけれども、これをずっと見ておりまして、原子力委員会というのは、「むつ」のあれだけの問題があったことについて、安全性ということは全部安全委員会にお任せしちゃったのかなという感じが私にはするのです。これだけの法案の中に炉の安全とかという安全の問題で一つの文言も入っておりませんね。どうも考え方の問題として、この法案というのは、修理をして一日も早く動かそうということだけに熱心なお考えのように思われますけれども、実は五十二年の段階で、私たちは、現事業団法というものをどういうふうにすべきかということで、とにかく与野党の間でいろいろな意見を交わしまして、一定の方向性というものは出したわけです。そのときには、安全性の研究が何よりも大切だというようなことで、そういう方向に法案の改定の仕方を持っていこうと思っておりましたが、この四月十一日の安全委員会の「進め方について」に安全性ということが一言も入っていないということは、何か意味があるのかどうかということを先に聞かしていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 109103913X01419800508_005

発言者: 石野久男

speaker_id: 18824

日付: 1980-05-08

院: 衆議院

会議名: 科学技術振興対策特別委員会