高沢寅男の発言 (外務委員会)
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○高沢委員 いまのことにつながる問題としてもう一つお尋ねしたいわけでありますが、六月にベネチアでサミットがありますね。これは新聞の報道ですからその信憑性というものはまだ確実なものではないかもしれませんが、そのベネチアサミットでフランスのジスカールデスタン大統領が金の復権につながるような提案をするのじゃないかというふうに観測されている、こう伝えられているわけです。それは、アジアにおいては円を中心の一つの通貨圏をつくる、ヨーロッパではいま言ったこの欧州通貨単位、ECUを中心の通貨圏、それからソ連のルーブルというものを中心に、社会主義のブロックはこれはこれで一つの通貨圏、そしてまた、全世界にまたがるでしょうがその他アメリカのドルの通貨圏、大まかに分けて四つの通貨圏というものを創設して、その相互の間では結局金を決済に使うというような方法で実際上の金の復権を提案するというようなことが言われているわけですが、本当にそういう提案が出るのかどうか。もちろん私も確実なあれを持っているわけじゃありませんが、仮にそういうものが出てくるとすれば、今度はもう、通貨圏同士の間では金を決済に使おう、こういうことになってくれば、さっき欧州通貨制度で私の言ったよりもっと足を踏み出した金の復権というふうなことになるのじゃないのか、こう思います。
したがって、これは仮定の問題かもしれませんけれども、そういうことが論議された場合に、当然サミットには外務大臣も総理と一緒に出席をされると思いますが、こういう問題についてのお考えを、大臣、また大場次長からひとつお聞きをしたいと思います。