岸田俊輔の発言 (外務委員会)

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○岸田説明員 国内物価と公定歩合の問題についてお答えをさせていただきたいと思います。
 具体的な公定歩合の問題は日銀の所管でございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
 一般的な公定歩合と物価の問題でございます。先生先ほど御指摘のように、公定歩合による金利の上昇が転嫁をされてぐるぐる回りが起こるのではないかということでございましたが、一部に若干金利の上昇を転嫁する部面もあるかと思いますが、総体的に見てまいります場合には、金利が上昇いたしますと結局は設備投資が停滞をする、それから在庫投資も減少する、それから住宅なんかも金利が影響いたしまして、全体として需要が減退をするという形にはなるのではなかろうか。その需給関係から物価の安定、鎮静という方向に向かうことは間違いないのじゃなかろうか。
 この点につきましてはマクロ計算でもそういうような結果が出ております。特にマクロ計算でございますと、為替相場の関係は大体組み込まれておらないのでございますが、この点からも、公定歩合が上がりました場合には相場の安定、円高傾向ということになりますれば、これは直接的に物価に好影響が与えられるということでございますので、ほかの国のように換物思想が進行いたしまして幾らやっても効かないというような状況が現出している場合もございますが、わが国の場合は企業、消費者ともに非常に健全なビヘーピアでございますし、公定歩合を上げましたときの物価への効果はより大きいのではないかと考えております。

発言情報

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発言者: 岸田俊輔

speaker_id: 34744

日付: 1980-03-17

院: 衆議院

会議名: 外務委員会