大来佐武郎の発言 (内閣委員会)
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○大来国務大臣 これは政府全体の考え方で、外務大臣だけの判断によるわけにいかないわけでございまして、防衛当局、特に総理大臣の考えというものがこの点についてはきわめて重要だと思います。
ただ実際問題としては、現在、七カ年の社会経済計画、これの見直しによりましても、一応中期的な経済成長率を五・五%と見ておるわけで、実質五・五%、物価が大体五%ぐらいの上昇を見ておるようでございますから、名目では一〇%をやや超える程度の経済成長が一応続く、もちろん年によっての上下はあると思うわけでございますが。したがって、GNPの成長に見合う防衛費の増加でございましても、実質大体五・五%になるわけでございまして、五十一年の閣議決定の一%という数字の到達も、財政的に見ましてもなかなか大変だ、そういうふうに考えておりますので、その先どうなるか。
これは土井たか子議員の御質問に答えまして、やはりいろいろな世界情勢の動き、その他を勘案いたさなければならないので、未来永劫、天井ということは無理な点があるんじゃないか。ただ、・それこそ当分の間一%までには事実問題としてなかなかいかないんじゃないかというふうな考えを申し述べたわけでございまして、私自身としてはいまのように判断しておるわけでございます。