阿部助哉の発言 (予算委員会)

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○阿部(助)委員 厚生大臣を中心に質問する予定でございますが、参議院から十分ぐらいかかるそうでありますから、それまで大蔵大臣にお伺いをいたします。
 大蔵大臣、この本会議の「財政再建に関する決議」というところでも、よく読むと大変うまいことをおっしゃっておるのですね。それで、この委員会における御答弁でも、一般に税の体系の中に消費に着目した税体系そのものが未来永劫に姿を消すのはどうだこうだとこう言っている。それで、いわゆる一般消費税(仮称)なんて、これは専門家の皆さんはおわかりになるのかわからぬけれども、国民にはさっぱりわかりませんよね、いわゆる一般消費税(仮称)なんてばかり言っておったのでは。問題は財政再建という、本当を言えば財政なんというものは政策の手段であって目的ではないのだと私は思うのです、本来ならば。しかし皆さんは、この七カ年計画にもはっきりと財政再建は五大目標の一つとして大きく掲げておる。そして、いままさに日本の財政は本当にサラ金財政というか危機的な状態にある。それを再建しようというのですから、なまやおろかの決意ではこれはできないと思うのです。そして、それは同時に、国民にも、つらいかもわからぬけれども最大限度御理解をいただかないと、この財政再建はできない。しかし、この文章を読んでみますと確かにうまいことを、知恵をしぼった文章であって、大臣のおっしゃることもこの決議に違反したとは言えない。しかし問題は、そういう小手先の問題で財政再建ができるんだろうかどうか。私はそうじゃないんじゃないか、つらいかもわからぬけれどもやはり国民にも御理解願うところは願うという姿勢がないといかぬのじゃないかという感じがする。いまもう小手先の技術の問題ではなしに、財政再建は勇気と決意の問題、そこにもうかかってきておると私は思うのです。それが何かいわゆる(仮称)では、大蔵大臣、(仮称)なんというものではとても財政再建なんというものはできるとは私は思えないのであります。
 そこで、私はこれを読んでみて感ずるのは、皆さんは閣議決定あるいはまた七カ年計画で一般消費税というのは一応決められた。その後この五十五年度できるだけ早い機会にやるといういわゆる試案をつくられた。その試案は本会議決議、また総選挙の結果で、やりません、こういうことなんですね。しかし、その前にやった閣議決定の一般消費税、これは生きておるのであって、将来これをやらないとは言いませんというのがあなたのこの前の御答弁の趣旨だ、こう思うのですが、これは間違いありませんか。

発言情報

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発言者: 阿部助哉

speaker_id: 8442

日付: 1980-02-21

院: 衆議院

会議名: 予算委員会