大来佐武郎の発言 (外務委員会)
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○国務大臣(大来佐武郎君) 現在GNPの〇・九%でございまして、五十一年の閣議決定の一%を上回らないということになりますと、もしそれを達成しようとすれば経済成長率よりやや高い成長というか、支出の増加が必要になる、それはお話のとおりでございます。しかし仮に中業というものがフルに達成されたとして、五年後にGNPの一%ということになるわけでございますが、現実の問題として財政事情その他御指摘もございますようになかなか一%にいくのは困難な情勢が多いのじゃないか、これはやっぱりこれからの政府のいろいろな政策の考え方によるわけでございましょうが。そうだとすれば、これはこの前申し上げたかもしれませんが、アメリカがGNPの五、六%、西ヨーロッパ諸国が大体GNPの三、四%、ソ連がGNPの一二、三%を国防費、軍事費に使っているという国際的なことから見ても、一%以下の防衛支出で軍事大国になるとは言えないのではないか、基本的な日本の立場にそれほど大きな変化をもたらすことではない、従来の方針の継続、大体その範囲と見てよろしいのではないかというのが私の判断でございます。