大来佐武郎の発言 (外務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(大来佐武郎君) この途上国の経済を改善する場合に、まあ途上国の中でもいろいろな分化が起こってまいりまして、先ほどの立木委員の数字の中でも産油国はかなり急速に所得が上がっていくと、それからもう一つのグループは、いわゆる最近では中進国とか新規工業化国とか言われているような、比較的工業化が急速に発展して輸出も伸びている、所得も伸びているという国々、他方非常に貧しい後発開発途上国と言われるグループでは経済が停滞しているというような途上国の中のいろいろなグループによって違いが相当出ておることは事実でございます。途上国全体として見れば先進国の経済成長率を上回っているということは、過去十年ぐらいについて言えると思いますが、いまのように途上国の中で貧しい国の経済が停滞的だということは非常に問題でございまして、これはまあ必ずしも貿易だけで解決しない。国内でもある程度所得の移転が社会保障的に行われているわけでございまして、生活保護法とかそういうものもございますが、国際的にやはり贈与ないし低利の借款による所得の移転を広げることも同時に必要だと、ことに最も所得の低い国々についてはそういう対策も必要だと思います。

発言情報

speech_id: 109113968X00619800410_235

発言者: 大来佐武郎

speaker_id: 17223

日付: 1980-04-10

院: 参議院

会議名: 外務委員会