一河秀洋の発言 (大蔵委員会)
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○参考人(一河秀洋君) グリーンカードの実施が実際問題としては非常にむずかしいであろうという御意見でございまして、確かにそのとおりかと思うのでございます。
ただ、実際問題として、ほとんどの方がこの少額貯蓄非課税の制度を利用していることも事実でございまして、まあ預金の少なくとも個人だけに関連する分については、ほとんど八割程度が非課税預金の範囲におさまるかと思うのでございます。しかし、脱税できるのがわずかだからといって、わずかだからよろしいのだということがむしろ税負担感の不満を生じさせてくるわけでございますから、むしろこのわずかの部分を徹底的になくすことの方が大切だと思うのでございます。
ただ、グリーンカードを実施をすればそれがなくなる可能性があると申しましても、確かに実際問題としてはややっこしい問題があろうかと思います。それは、たとえばグリーンカードをどういう形式で交付をするかというようなことに関連をしてくるのではなかろうかと思うのでございますが、たとえば、グリーンカードの交付について金融機関の窓口を通じて受け付けると、こういうことも一つの方法ではなかろうかと思うのでございます。
この場合には、案にございました、金融機関の窓口で受け付けて、その金融機関に対する非課税預金の限度枠をそこに記載をして、税務署長の承認を受ける、こういうことにした場合には、金融機関はむしろ積極的にグリーンカードの普及に努めてくるのじゃなかろうか、非課税預金の受け入れを確保するために、むしろ積極的に協力する可能性もあるのじゃなかろうかという感じがいたします。