塚田十一郎の発言 (本会議)
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○塚田十一郎君 私は、このたび、国会議員として勤続二十五年に達したとのゆえをもちまして、本院において表彰をいただきました。ただいまはまた徳永正利先生から議院を代表して丁重な御祝辞をちょうだいいたしまして、まことに光栄これに過ぎるものはございません。
顧みますれば、私が最初に国会に議席を得ましたのは、昭和二十一年四月、衆議院においてでありました。自来、引き続いて連続八回当選の栄を得まして、在籍十五年七カ月に及びました。その後しばらく新潟県の知事をやらせていただきまして、再度国会に議席を得ましたのは本院において昭和四十三年七月からであります。
衆議院における八回の選挙は比較的順調に戦わせていただきましたが、本院における今日までの約十年は私にとりましてはまことに苦戦の連続でありました。四十三年の選挙には、自由民主党の公認を得られませんままに無所属で立候補いたしましたために、党から除名の処分を受ける羽目に立ち至りました。四十九年には、逆に公認を受けながら失敗いたし、その後補欠選挙に出ておりますので、いままで参議院を戦うこと四回に及んでおります。これに二回の知事選を含めますと、昭和二十一年から今日までの三十四年間に通算十四回選挙の試練を受けたわけでございます。
したがいまして、表彰を受け、この壇上に立たせていただいているただいま、よくもここまでたどり着くことができたものだなあというのが私の率直な感想でございます。
もとより、今日に至ることができましたのは、一つには、この長い年月変わらない御支援を賜った新潟県の有権者の方々の御厚情のたまものであり、加えて、衆参両院の同僚先輩各位の温かい御指導があったればこそでありまして、この機会に謹んで厚く御礼を申し上げます。
ただ、この間、何らなすこともなく、いたずらに貴重な国会の議席をふさいでいたことをまことに恥じ入っている次第でございます。
今後なお幾ばくの歳月本院に籍を置くことを許されるかははかり知れませんが、今後も御支援の続く限り全力を傾けて皆様方の驥尾に付してがんばりたいと考えますので、諸先生方の変わらない御友情のほどをひたすらにお願い申し上げて、御礼のごあいさつといたします。
まことにありがとうございました。(拍手)
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