渡邊五郎の発言 (農林水産委員会)
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○渡邊(五)政府委員 後段の方からお答えいたしますが、農業生産内の動向といたしまして、やはりかなり長期の展望を持たなければならない。しかも生産の対応というのはきわめて緩やかでございまして、一般の鉱工業のようなスピードをもちまして対応しにくい面がございます。そうした意味では十年ぐらいの比較的長い期間をとらざるを得ない。その間においてあるいは中期的な、御指摘のございましたような五年なり毎年というようなことも考え方としてはございましょうが、私どものつくります長期見通し自体はやはりあくまで長期の一つの見通しでありまして、具体的な需給計画を織り込んだ計画経済を前提としたような計画ではない。そうありたいという考え方も含めまして、長期の方向を提示しておるものでございます。
なお、政策的な点といたしましては、先ほども申しましたように、需要面でのこれからの日本型食生活の定着への努力という面、生産面においては、国内で可能なものは極力国内生産で賄う基本的な姿勢を持っていくということが、この長期見通しを具体化していく面での、政策で努力をしなければならない点である、このように考えております。