三角哲生の発言 (予算委員会第四分科会)
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○政府委員(三角哲生君) まず、先ほど全般の状況を申し上げましたが、盲学校について勝又委員の御質問にお答え申し上げますと、全国で盲学校で高等部を置く学校数が六十二校でございますが、そのうち重複障害学級を置く学校が三十三校でございますので、おっしゃいますように、半分ちょっとを超えておりまして、五三・二%と、こういう数値でございます。それで、その高等部の学級数が五十学級で、在籍者数は百七十人というのが全国の状況でございます。
ただいまの浜松盲学校でのお話でございますが、私どもの方も県の方に若干事情を聞いたわけでございます。勝又委員もお調べになっておることとは存じますが、静岡県立浜松盲学校では、学校といたしまして高等部に重複障害学級を設置することを希望したようでございます。それで、この状況でございますが、現在は高等部本科一年に一名だけ重複児がおりまして、この四月から新たに二名が入学予定で、合計、重複障害児が三名になる。いずれも精神薄弱との重複障害でございまして、普通科に在籍しておるようでございます。そういった状況で、県の教育委員会では対象者が三人ということで、きわめて少数でございますので、これまでの通常の学級という形で、しかるべく適切な配慮を加えながら教育をするということが可能であるという判断で、希望ということで正式な申請ではなかったようでございますけれども、その間の詳しい事情はわかりませんが、設置ということを認めなかったというふうに聞いておるのでございます。
この特殊教育諸学校の高等部での重複障害学級の設置につきましては、これは改めて申すことでもございませんが、それぞれの学校の設置者の判断によることになっておるわけでございますが、私どもとしては、国側の対応としましては、そういう学級が設置された場合には、今回の高校標準法の改正におきまして、一学級の生徒数の標準を通常五名でございますものを三名に引き下げるというようなことでやっておるわけでございます。国としましては、心身障害児の後期中等教育ということはまだいろいろと研究すべき問題も多い事柄でございますので、その教育形態でございますとか、それから対象者の範囲をどうするかといったことも含めまして、このあり方について現在協力者会議を設けまして、研究調査を行っておるところでございますが、これらの結論も得ました上で、また改めて都道府県の教育委員会に対しまして必要な指導を行ってまいりたい、こういうふうに考えております。