森井忠良の発言 (行財政改革に関する特別委員会)

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○森井委員 それは厚生大臣、いま二十八兆もあるのですけれども、いま少なくとも百兆以上の金がないと安定運営できないでしょう。二十八兆では足りないのだ。百兆以上というのが当面要るはずなんです。しかし、残念なことにそれがいまのところない、こういう状況でしょう。あなたの場合はいつ返してもいいと言いましても、これは世の中よく変わるのですよ。世の中変わりますし、特にあなたもまだ厚生大臣の期間は短いです。
    〔委員長退席、海部委員長代理着席〕
 ちょっといやみも申し上げたいと思いますが、総理、一年の間に厚生大臣が三回もお変わりになりましたね。最初あなたと一緒にアメリカに行かれた方がおやめになりまして、あれよあれよという間に――ああその前がありましたね。富士見産婦人科事件で一人おやめになりましたね。そうして伊東外務大臣にかわられたのが今度園田さん。伊東さんがやけをくってやめられましたから、したがって、今度は園田さんが外務大臣になって、そして村山さんが厚生大臣におなりになったわけですね。こういう経過がありまして、私ども議論をする上で相手がくるくるかわるものですから、これは本当に私どもの立場を理解してください、困ったものですよ。しかし、いずれにしてもそういう形で、あなたとされては先はどうなってもいい、いつ返してくれてもいい、それだけ返してもらえるのだからというお気持ち、そういうことで急ぐこともないというお気持ちかもしれませんが、これは制度審、社保審にお諮りになりましたあなたの立場としてはいかぬと私は思うのです。やはり五十九年の財政再建が済んだら六十年には必ず返してくれよ、こうでなければいかぬと思う。計画的にきちっと初年度が払われて、あと三年か五年かというならそれは待ってもいいかもしれませんが、返す始まりの時期というのは明確にする必要がある。だからその点についてどうかということ。
 それから、この問題で大分時間がたちましたから、大蔵大臣、あなたの方も借りる以上は、私さっきいやみを言いましたけれども、借りておくが、返すのは適当にやれやということにはならぬと思うのです。少なくとも天下の大蔵省が年金財政から金を借りて、何年たったら幾ら、そしてどういう方法があることくらいは覚悟の上でお金を借りませんと、それこそあるとき払いの催促なしという言葉がありますが、そういう形で軽い気持ちでお借りになったんでしたら問題だと私は思うのです。だから、具体的に厚生省が提起をしております三つの方法があるが、このうちのどれをおとりになるのか、いやこれじゃない、大蔵省としてはまだもっとこういういい方法がある、第四の道があるならそれも含めて提示をしていただきたいと思います。これができなければ、これからの審議というのは非常にやりにくいと私は思うのですよ。

発言情報

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発言者: 森井忠良

speaker_id: 6858

日付: 1981-10-12

院: 衆議院

会議名: 行財政改革に関する特別委員会