田中信の発言 (文教委員会)

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○参考人(田中信君) そのことにつきましてお答えさせていただきます。
 まず、日本学校給食会が全国的な規模で学校給食の食事内容の向上ということに焦点を合わせまして、給食担当者、すなわち栄養職員も調理員も給食主任もと、それぞれの担当者の研修を全国的な規模で行って、そうして全国お互いに足らざるを補うというような気持ちで、どのように力を尽くしたならば子供の望ましい学校給食、豊かな学校給食を実現できるかというその研修の場を提供しているということが第一点でございます。このことにつきましてはなかなかほかの機関では、文部省でもこれはなかなかむずかしいものでございまして、文部省にかわるべき機関といたしまして日本学校給食会の果たす役割りの一つであると思います。
 次に、物資でございますが、先ほど来るるお話が皆様からございました。物資の安全性の問題でございます。このことにつきましては、大人と違いまして、成長発育期の抵抗力のない子供でございますから、厚生大臣が許可いたしました添加物でもなるべく少ないものが望ましいということで、大変充実した検査機関を持っております日学給が物資を選定いたしまして、この物資は大丈夫であるという折り紙がつくということが私ども現場にとりまして——現場では私ども一栄養職員は逆立ちしてもその検査機関を持っておりませんから、単純なことでございましたらできますが、そうでない本格的な検査はできないのでございますから、私ども個々にかわって物資の安全性を確かめてもらう検査機関を持っているということでございます。
 それからもう一つ、先ほど来もございました教育は機会均等でございますから、どんな遠い山間僻地といえども給食をやっているところには物資を届けなければなりません。民間でございますと莫大な輸送費がございまして、それはその物資にかかっていくわけで、そういうところの市町村は零細でございますから、なおさらのことでございます。そういう場合にも、日学給の物資は全国同じ同一価格で、日本じゅう、いかなるすみずみまでも配送することができます。
 なお、その物資は優秀で、栄養的にも十分に満たされていて、安全で、衛生的で、その値段もしかも安いと。値段の安いということは民間をリードしているということでございます。すなわち、民間のあるAという食品にはこの添加物を入れたと。一つの例を挙げますと、どれでも、チーズでもバターでも結構でございますし、どのような加工食品でも構いませんが、ところが日学給の選定物資にはそれが入っていないと、しかも値段が安いというときには、それにならって民間も入れないと。値段も、たとえば千円で流通したものが、日学給は千百円で売っていだけれど、価格を下げて流通させるというように民間を物資の面でもリードしているということでございます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 田中信

speaker_id: 481

日付: 1981-11-24

院: 参議院

会議名: 文教委員会