宇川秀幸の発言 (外務委員会)

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○宇川政府委員 お答えいたします。
 IAEAのガイドラインと言われましたが、ロンドン・ガイドラインに対する御質問だと思います。あるいはいまイラクについては査察の話をされましたので、どちらに対する御質問だったのか実はよく理解できなかったのですが、両方お答えいたします。
 まず最初にIAEAの査察体制でございますが、これはIAEAとの、取り決めに基づきまして査察が行われることになっておる施設に対しては、査察を行うことによって関連の核物質等がその他の平和目的以外の目的に転用されないというための査察を行っているものでございます。
 イラクの場合には特定の理由で査察を回避したのではないかという御指摘でございましたが、IAEA当局によればその時点においての査察は必ずしも必要でなかった。つまりその炉が必ずしも機能する状況にはなく、かついろいろ燃料等が、その場合に装てんあるいは操業の段階では必ずしもなかった。かつIAEAがその時点までにおいて行っておりました査察結果、それから輸出国から——この場合フランスでございますが、提供されておる材料の所在その他が確認できておったので、その時点においての査察は必ずしも必要がなかったということをIAEA当局自身は説明いたしております。
 ロンドン・ガイドラインは核物質等を非核兵器国に平和目的のために輸出する際に適用すべきガイドラインを決めたものでございまして、輸出をする際に関係核物質等につきまして防護の処置がとられること、IAEAの査察があること、それから不用意に核拡散の危険があるような資材、技術を輸出することを行わないということを申し合わせたものでございます。

発言情報

speech_id: 109603968X01419820513_027

発言者: 宇川秀幸

speaker_id: 25581

日付: 1982-05-13

院: 衆議院

会議名: 外務委員会