中村茂の発言 (建設委員会)
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○中村(茂)委員 いま大臣のお話を聞いていると、私の言ったことも一つの考え方だ、それで、どうしても景気の変動があるからいま景気対策の重点が来ているのだと言って、そっちの方が今度は本質のようにあなたは答弁しているんだ。だけれども、これは先ほど言った三全総それから新経済社会七カ年計画もそうですが、やはりそういう状況を勘案してつくらなければいけない性格のものだと思うのです。いま国際的な経済になっているわけですから、いろいろな経済の状況、そしてそうなってきたそのもとの方も見直して、それに合わせていくようにしなくてはいけないのでしょう。それが私は本質だと思うのですよ。ところが、先ほどから言っているように全く経済の安全弁に使ってしまった。しかも、もう何回か言うようですけれども、五十七年度の予算編成中だ。まだ参議院で審議されている。それで、本当に景気が変動してきて、公共投資をやって波及効果を起こして景気をよくしていくというなら、まだ編成中だから、政府みずから予算の組み替えを出せばいいじゃないですか。それをもう前倒しする、しかも七五%だ。七五%の前倒しをすれば、どんなにいろいろ理屈を言ったって後の埋め合わせなんかしなければならないことははっきりしているのです。だから、私はその態度が本当に気に食わないと言うのだ。――いいです。もう次へ質問します。
そういう中で毎年、前倒しするときもしないときもそうですけれども、公共事業の執行に当たって、いろいろ指導されているのを出していますね。いままでも出ています。ここのところに、五十六年度の皆さんのところの所管の事業の執行について、細かい文章がみんなあります。ことしは新しい事態が出てきているので、ひとつ皆さんの態度をきちっとさせて、新しい年度の公共事業執行に当たって対処していただきたいというふうに思うのです。
その問題は、談合に絡む問題です。先ほど、私どもの先輩の小林先生からるるお話がありました。いままでこの国会で談合に絡むさまざまな問題が指摘されて、皆さんの方もこれは何とか対処しなければいけないという状況にいま来ていると思います。五十七年度の公共事業を執行するというのですよね。ですから、談合をめぐる問題について、まず建設省の態度をその執行までにきちっとさせていただきたいというふうに思うのが一点。そして、それに基づいて、この指導の中にその姿勢をぴしっと入れてもらいたい。その姿勢のもとに五十七年度の公共事業は執行するのですよ、こういうふうに厳格にやりなさい、この考え方についていかがでしょうか。