世耕政隆の発言 (公職選挙法改正に関する特別委員会)

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○国務大臣(世耕政隆君) 法律、その政治資金規正法、現在の規正法自体が個人献金の方がいいというような希望的な見方をしてるのは事実でございます。しかしながら、法律はそういうふうなことになっているんですが、現実問題として、これはどこの政党も同じだし、個人献金がほとんど集まってこないという、こういう現実がございます。そこで個人献金に対する評価でございますが、個人献金が絶対的に善であるという根拠というものもなかなかとらえがたい面があるので、この点が一つ問題だと思います。
 ただ、事柄は、まあ自民党、社会党、それから共産党、公明党、新自由クラブ、いろいろな政党があって、それは無所属の方もあるんで、これはもう各党いろいろ、すべて個性を持ったりっぱな政党でございますが、各党のよって立つ財政的な基盤というのはみんな異なったものを持っておられると思うので、ですからこの政治資金規正法の及ぼす一番問題点になるのはそういったところにありますので、これを政府だけで検討事項としてどんどん進めていくということがなかなか、非常に不可能に近いほどむずかしい。
 そこで、こういったむずかしい二つの項目、個人献金がいいかどうかということ、それから政府が検討を進めていくべき性格のものとしては余りにも各党の財政的な基盤に密接な関係があり過ぎるということ、この二つの面から、どうしてもこれは各政党の皆様のお知恵をかりなければ政治資金規正法というのはなかなか言うべくして新しい分野の展開は困難ではないか、このように考えておる次第でございます。

発言情報

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発言者: 世耕政隆

speaker_id: 1084

日付: 1982-04-28

院: 参議院

会議名: 公職選挙法改正に関する特別委員会