小野明の発言 (文教委員会)

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○小野明君 大臣、「侵略」を「進出」と書き改めたことが歴史的事実である、こういうふうにおっしゃったわけですが、中国側はあの戦争について、日本の軍国主義の侵略戦争だと、こういうふうに受けとめているわけですよね。決して「進出」というような美化された言葉じゃない。これは南京大虐殺のところでも改善意見をつけているわけですが、教科書についても二、三である、こういうことを言っておられますが、調査官の意思あるいは文部省の意思、いわば政府の意思というのは、明らかにあの日中戦争、侵略戦争を「進出」だと、こういうふうに価値を置きかえて書こうとしている。それを中国側が歴史の改ざんだと、史実を誤って書いておる、こういう指摘がされているわけですよね。中国側の抗議はそこにある。日中共同声明におけるあるいは友好条約の精神もそこらに日本の反省というものがなければならぬ、ないといけない。そういうことに私は中国側の抗議の本旨があると思いますが、大臣は「侵略」を「進出」に変えることはあくまでも日中間の問題にはならない、このようにお考えですか。

発言情報

speech_id: 109615077X01219820729_021

発言者: 小野明

speaker_id: 28797

日付: 1982-07-29

院: 参議院

会議名: 文教委員会