竹本孫一の発言 (大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会)

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○竹本小委員 私は、この小委員会の持ち方、あり方、方式というものは超党派で国民の強い要望である減税の問題に取り組もうということでございまして、議長見解に基づくこの小委員会は新しい試みであるし、非常に大きな期待を寄せてまいりました。
 しかし、先ほど来御指摘のありますように、現実にこの小委員会がどういう役割りを果たしているかということになりますと、政府の税調も自民党の税調さんも、減税小委員会の動きを見守りながら減税の問題は見送るということのようでございまして、結果的には、減税引き延ばし、先延ばし、その見送りをわれわれが見守っておるというだけの役割りになるのではないかというふうに考えましたので、本日は特に三点を強く大前提として持ち出したわけであります。
 その一つは、少なくとも五千億の減税はやるんだという腹が決まらなければ、幾ら議論をしても意味がないではないかということ。それからもう一つは、やはり減税を実現する時期についてのはっきりした見通しも示してもらいたい。財源については、先般来の小委員会の経過の中で今度は自民党さんから出していただくということになりましたので、財源の問題、時期の問題、五千億円の最低限の減税の断行の決意の問題、この三つについてはっきりした態度が示されなければ、いたずらに委員会を持っても意味がないではないかということを強く申し上げたわけであります。そうしなければ、いたずらに国民に期待を持たせる。議長に対しても、やるがごとくやらざるがごとく、問題を引き延ばしているということは申しわけのないことだと思いましたので、その三点を強くお願いをしたわけであります。
 しかし、ここにもありますように、最終的には、この際打ち切るということになりまして、国民の期待に沿えなくて非常に申しわけなく、残念に思います。
 しかし私は、特に強調したいのは、減税というものは政治の決断の問題であって、行政事務的にそろばんをはじいただけで減税の結論が出るとは思えませんので、われわれの強い減税の要求というものは政治の決断の問題であり、政治の次元を高めなければ解決し得ない問題であるというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 109704645X00119821224_020

発言者: 竹本孫一

speaker_id: 34647

日付: 1982-12-24

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会