嶋崎譲の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○嶋崎委員 そこで、余り時間がありません。もうそろそろ時間が来ていますので、細かな議論は省きます。
 いずれにしても、企画庁はいま新経済五カ年計画を組んでいます。経済五カ年計画の資料をいただいたけれども、いまのやっている中身は、何もわかりません。何を五カ年でどうする、日本の経済をどういうふうに見通していって、その中で財政金融、特に財政再建についてどんな方策を審議されているのか、中身はわかりません。
 そこで、いままで鈴木内閣までの間に公約してきた五十九年の特例国債がゼロということが破綻したとして、しかも今度の補正に出ているように、定率繰り入れ、つまり借金を返すために予算の借金の一定の割合を積み立てておいて、将来借金を返すときにはそれを使うという制度をことしはやめた。去年は一時そこにある金を借りて埋めた。来年はこれを返さなければいかぬことになっている。そうすると、いまの借金を返すために担保にしていたものをやめるとすると、これは借金を返せられぬようになるじゃないか。ぴょっと考えればすぐわかる。借りかえをやらなければならぬことになるでしょう。過去に政府の考えた中期の財政再建計画というものは、大体一、二年でみんな早くも破綻してしまいます。これも細かな議論はあと専門委員の方に任せます。
 そうすると、増税なき財政再建とおっしゃるけれども、それは増税なきが新型増税ではない、大型新税ではない、大衆課税ではない。その他については、いままでやってきたような何か一種の増税的性格を持ちながら対応しておる、それではとても財政再建はできはせぬわけです。何を国民は協力していいかわからぬじゃないか。したがって、大蔵大臣、いま企画庁がやっている新経済計画とあわせて、これから先わが国の財政をどうするのかについての財政再建の大綱を示してください。

発言情報

speech_id: 109705261X00119821213_104

発言者: 嶋崎譲

speaker_id: 860

日付: 1982-12-13

院: 衆議院

会議名: 予算委員会