石原信雄の発言 (地方行政委員会)
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○石原政府委員 ただいま御指摘のとおり、五十八年度の地方財政において予想されました財源不足額は、歳出面では一般歳出を〇・九%の伸びに抑えている。投資的経費については公共事業費も地方単独事業費もそれぞれ伸び率をゼロに抑えて、そういう前提のもとでなおかつ生じた財源不足である。その主たる原因は、地方交付税の約二割の落ち込み、あるいは地方税そのものも前年度当初以下に落ち込む、こういった地方一般財源の大幅な減を中心とする歳入の減少が主たる原因である。こういったことは最近にはないことであります。
ただいま引用されました五十三年度、五十四年度、いずれも三兆円、四兆円という財源不足でありましたが、これらの年度におきましては、一般歳出あるいは投資的経費ともに相当大幅な伸びを見込んで、地方の一般財源もかなり伸びたのでありますが、それ以上に地方の歳出を大幅に見込む前提のもとで財源不足が見込まれた。そういった意味で、その財源不足の金額は似たようなものでありますけれども、その意味するもの、地方財政の運営に与える影響というものは大きく違ったものであろう、このように認識いたしております。