海原治の発言 (安全保障特別委員会)
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○参考人(海原治君) まず最初におっしゃいましたアメリカのレーガン大統領の政策を前提にして日本がそれに追随していくのが当然のような傾向のようにおっしゃいましたけれども、私はこれは別だと思うんです。米国は米国、日本は日本だと思います。
米国もレーガンになりましてから、いままでの一カ二分の一戦争という戦略がこれは誤りであるということになりました、昨年のワインバーガー報告で。そして、いま同時多発紛争に対して同時に対処するという新しいレーガン政策を出しております。これについてはアメリカ国内でもいろいろ意見があることは御存じのとおりであります。したがって、日本は一体何のために防衛力を持つのかという点をはっきりと政治家の皆さん方が基本的な構想をお決めいただいて、それに従って同盟国のアメリカとお話しになることが必要だと思います。その点につきまして日本の防衛費が、予算が突出しているぞということをおっしゃいましたが、これはそれぞれのお立場でのお勘ぐりがございましょう。
ただし、言えますことは、いまの陸海空の自衛隊は、歴代の総理が言っておりますような精強な自衛隊ではございません。もし戦うことを前提とするならば、いまの陸海空自衛隊はいろんな面できわめて哀れな状態にございます。したがって、私はこの自衛隊を本当に精強にするためには、もっと多くの予算が必要だと思います。終わります。