海原治の発言 (安全保障特別委員会)
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○参考人(海原治君) 私は、日本の陸海空自衛隊、この任務は、海を渡って空を飛んで日本に攻撃してくる外国からの侵略を撃破するための存在だと前から言っております。簡単に申しますと、陸海空自衛隊は、四つの島の守備隊である。航空自衛隊は空で、海上自衛隊は海上及び海中において、陸上自衛隊は国内で上陸した敵に対して戦う、それが陸海空の自衛隊の本来の任務であると、こう申しております。いまでもそう思っております。
それから、二つ申し上げたいことは、一つ、一千海里という言葉でございますが、これは昔は、そこまで哨戒をしたいということでした。哨戒をする、パトロールをする範囲です。それがいつの間にか、そこまでの防衛の責任をとるというふうに内容が変わりました。いつ、どうして変わったのか、私わかりません。パトロールをするということと、その範囲内の海域の防衛責任を持つことは、全く質的に意味が違うんでありますが、この点についての国会の討議はございません。
第二、よく防衛論議は、「できる」という三つの文字、「できない」という四つの文字、これで議論されますが、これは非常に危険です。いかなる状態のもとで、何をどうすればどういう効果が手に入るのかということの「できる」「できない」という議論が必要であります。ところが、その具体的な数字については全くない。結論として、「できる」とか「できない」とかいう判断だけの応酬は、算術の答えだけを出し合っていることで、全く私は無意味で危険だと思います。終わり。