山下文利の発言 (運輸委員会)
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○政府委員(山下文利君) 海上保安庁といたしましては、海洋汚染が多発する地域を重点的にパトロールするということで、常時航空機、巡視船艇を重点配備して、汚染状況の監視、調査をやっております。ただ、全海域をすべて網羅するわけにいきませんので、どうしても重点的な汚染発生のおそれのあるところを選びまして配置しておるという状況でございます。
それ以外に、廃油ボール、これにつきましては一番影響が大きいわけでございますので、そういうものにつきましては原因究明と防止策の確立に資するために、昭和四十六年以来、周辺海域、それから沿岸の一定地点、これを四十二ポイント選びまして、定期的にそこで調査を行いまして、廃油ボールの漂流とか、漂着の状況を調査しておる状況でございます。
さらに、汚染の進行状況を調べる必要があるということで、わが国の周辺海域とか、主要港湾などにつきまして、気象庁と調査海域を分担いたしまして、これも昭和四十七年以来、定期的に海水とか海底の堆積物、こういうものを取りまして、その中に含まれております油分、PCB、それから重金属、そういったものを分析調査いたしまして、汚染の状況を絶えず監視しておる、このような状況でございます。