田中誠一郎の発言 (予算委員会)

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○政府委員(田中誠一郎君) 過去十年間の実質及び名目のGNPの見通しと実績の対比でございますが、まず実質のGNPで見ますと、四十年代の前半、四十四年度までは実績が見通しを上回るという状態が続いております。たとえば四十一年度は当初見通し七・五%でございますが、実績は一一・四%、四十四年度が当初見通し九・八%でございますが、実績が一二・一%でございます。しかし、四十五年度以降になりますと、むしろ実績が見通しを下回るという状態が続いております。特に四十八年、四十九年、第一次石油危機の影響がございまして実績が当初見通しをかなり下回っております。また五十年代に入りますと、五十三年度、円高の影響もありまして、たとえば当初見通し七%が五・一%という状態にございますし、特に第二次石油危機の影響を大きく受けました五十六年度、また当年度は世界同時不況等の影響もございまして、当初見通しを実績がかなり下回る予想でございます。
 一方、名目の働きを見ますと、おおむね実質とほぼ同様の動きでございまして、四十年代の前半、昭和四十年度から四十四年度までは実績が当初見通しを上回っておりますが、それ以降はおおむね実績が当初見通しを下回るという状態が続いております。何分にも最初申し上げましたように、実質成長率が見通しを下回っていることもございますし、また物価が比較的落ちついたという影響もございまして、名目が当初見通し、実績がこれを下回るという状態になっております。

発言情報

speech_id: 109815261X01019830319_015

発言者: 田中誠一郎

speaker_id: 26420

日付: 1983-03-19

院: 参議院

会議名: 予算委員会