小川国彦の発言 (農林水産委員会)
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○小川(国)委員 山村大臣、もう少し勉強していただきたいと思うのですが、この十年間の平均をとって九九・四、それから水田利用再編が始まってからの六年間をとって平均で九七・七、その中には一〇三の指数の年もあるし一〇八の指数の年も入れているのですよ。入れて、なおかつ低く見ても九七・七という作況指数が平均。これでもう三十万トン不足の事態は起こるのですよ。ですから、やはりそこのアローアンスというのか、許容量というのか、米だけは今のようなお天気次第、いろいろな変化によって動かされるので、その辺をやはり頭に置いていただきたいと思うのです。
最後に、私は中曽根総理に、備蓄について先ほど私どもの意見も十分聞いてくださるということなので、総理はこれから総理として再選を目指していらっしゃるわけなんですが、総理の任期中に果たして百三十五万トンの政府の言う計画がぴしっとしたものに裏づけできるのかどうか、その辺も検討していただきたいと思う。
それから学者の意見で言えば、世界の食糧というのは大体二カ月分の備蓄があれば安定している。二カ月を割るといろいろな飢饉、もちろん今飢饉も起こっていますが、暴騰が起こる。二カ月を超えると暴落が起こる。二カ月をめどにして世界の穀物の価格というのは動いているので、やはり二カ月の備蓄は必要だというのは大方の学者の意見にもなっている。そうすると二百万トン、社会党はもっと安定した線で三百万トンを主張していますが、私は、せめて政府が昭和五十年に発表した二百万トンの根拠というのは、相当立派な理由を持った根拠を示されていると思うのです。食糧は、国際的な視点や中長期の視点に立つと、不足基調にあると見通される。日本のように食糧供給を大幅に海外に依存しているような国では、短期的にも、自然災害、国際紛争によってその安定供給が脅かされる事態がないようにする。栄養的な観点、日本型食生活の観点からも米の確保を図っていくべきだ。こう言っているのですね。ですから、総理にこの米の需給というもののめどを、総理の今現在の立場において早急に、備蓄の数量いかにあるべきか、こういうこともひとつ御検討賜りたいということを、私は総理の答弁としてお聞きしたいと思います。