小川国彦の発言 (農林水産委員会)
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○小川(国)委員 総理の御意見でございますが、つくっていく農民の立場になると、例えば第三期対策の中でこれから始まる三年間四十五万トンというふうに備蓄を固定したのは、つくる農家は、毎年作付面積が変わって国から御指示が来るのでは困る、やはりつくるものは毎年安定してつくらしてもらいたい、こういうことだと思うのです。
ただ、総理や農水省が心配しているのは、仮に四十五万トン三年先にいって、それから同じペースで来たらやはり六百万トン積み上げたような過剰になるのじゃないか、私はこういう心配を持っていらっしゃると思うのです。我々も過剰になることを望むものじゃない。過剰と適正な備蓄の線をどこに置くかということを真剣に考えまして、農家の人たちにまず四十五万トンというものを示したならば、それを確実に別枠で備蓄としてきちんと最低限確保する。五十年の時点で語った農林省が大蔵省に対しても総理に対しても本当に言いたいのは、私は二百万トンの備蓄だと思うのですよ。
行革と財界の要請の中で農林予算を圧縮し圧縮し、サーカス的な農林行政を強いてきた結果が、韓国から十五万トンの米の輸入になり、さっき申し上げたこの十月三十一日では、大方の農業団体なりあるいは学者なりの見解も、私の百五万トン不足という見解に立っていますよ。総理に言っている農水省の幹部の意見や食糧庁の幹部は、十万トン余るかもしれません。私は、マイナス百五万トンだ、こういうふうに思っている。ですから、やはり総理は、周りの人たちの意見だけではなくて、生産農民の声にも農協代表の声にも国会の声にも謙虚に耳を傾けていただいて、その辺の備蓄を安定ならしむる、こういうお考えをぜひ突っ込んでいただきたいと思いますが……。