三井脩の発言 (地方行政委員会)

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○政府委員(三井脩君) 現在の警察幹部に登用する仕組みの中に問題があるのではないかという御指摘でございますが、警察の中では実力さえあればどんどん幹部になれるというのが警察の基本的原則といいますか、ほかの役所と比べるのもどうかと思いますけれども、とりわけ警察の場合はそういうふうな任用制度になっておって、これがまた一般警察官にとっての一つの魅力でもあろうかと、こう思うわけでありますが、現在のいわゆる資格者と、それから一般から幹部になる人、俗に推薦組と、こう言っておりますが、この俗称資格者制度というのは、警察に限らず、どこの役所でもやっておることでありまして、これはそういう幹部を養成するやり方、仕組みとしては特に問題はない制度ではなかろうかと、こういうふうに思います。そしてまた、一般の巡査から幹部に上がってくる推薦組と言われる人たちから本部長になっておる人も、全国では今、北海道の方面本部長も含めて、いわゆる本部長というのは五十一名になるわけでありますが、大体五名ぐらい、多少の変動はありますけれども、大体五名ぐらいは推薦組の方から本部長になる、こういうようなことでありまして、これは余り少ない数ではないと私たちは思っておるわけであります。
 問題は、そういうふうにして幹部になった人たちが幹部にふさわしい仕事をしておるか、幹部にふさわしい者であるかどうかということが一番大事なことであろうと、こう思うわけでありまして、それぞれ選ばれて本部長になるわけでありますから、そのあり方、仕事の中身におきましても、また生活態度でありましても、公私を通じて問題のない、非難されることのないようなということが一つでありましょうし、また、積極的に警察官の士気を高め、その県その県における治安の維持のために全警察の能力を発揮して、自分が先頭に立って任務を果たしておるかどうかと、こういうことでありまして、本部長になる人は、本部長になるためには今はもう二十数年かかるわけでありますが、その間にそういう修業をしておると言ってもいいぐらいの努力をして、その結果なるわけでありますので、特に問題はないと思いますが、それにいたしましても、多くの部下を率いてその仕事に当たるわけでありますので、常に精進努力をして間違いなきを期する、自分の任務にふさわしい能力を涵養し、そしてそのふさわしい仕事をしておるかどうかということは各人各人が努力をすべきことでありますし、警察庁といたしましてもそういう方向に持っていくように管理上のいろいろの努力をすると、こういうことで努めておるわけでありまして、最近起こっておるいろいろな問題につきましても、我々はそういう観点から、幹部が幹部たるにふさわしいあり方をするように、また能力を身につけるように努めてまいるつもりでありますし、現にやっておるところでございます。

発言情報

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発言者: 三井脩

speaker_id: 6157

日付: 1984-07-19

院: 参議院

会議名: 地方行政委員会