中曽根康弘の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(中曽根康弘君) 何とも言えませんけれども、世界的な世論が緊張緩和の方向に力強く推し進めております。また、アメリカのレーガン大統領もチェルネンコ政権に対してしばしば呼びかけをやって、緊張緩和、話し合いに積極的に最近顕著に乗り出してきております。チェルネンコ政権がどういう反応を示すか、今政策形成期でもありまして、じっと見ておる状態、特にアメリカの大統領選挙の帰趨を見ておる状態でしょう。また、ヨーロッパの国々は、一応該当国はパーシングⅡあるいはグラウンドミサイルの展開が終わって、あるいは既に行われつつありまして、そういう場所に立ってやはり対ソ緊張緩和に積極的に乗り出しつつある情勢であります。ソ連も中欧における通常兵力の削減交渉を久しぷりにやろうというようなことをやってきておりますが、これらが何らかの前兆であるかどうか、それらの点につきましても我々は深甚なる注意をしていく必要があると考えております。