小花弘路の発言 (商工委員会)
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○小花説明員 お答え申し上げます。
まず最初に、現在PCTの条約加盟国の中でソ連等の国においてどの程度にPCTが利用されておるかという数についてまず御紹介申し上げたいと思います。
現在PCTに出願されております件数は、全世界的に見ますと約五千件強というところでございます。その中で先ほど先生御指摘の社会主義諸国の出願件数は、ソ連、ハンガリー等現在加盟している国はそう多くないわけでございますけれども、ソ連等においては約六十件程度、それからハンガリー等においては五十六件程度でございまして、自由諸国の出願件数に比べて少ないというのは事実でございます。
なぜそうかという点につきましては、確かなところは私どもわかりかねるわけでございますけれども、現在社会主義諸国におきます特許制度というのは、いわゆる自由主義諸国における特許制度とあわせて発明者証制度というのがございます。それで現実に社会主義諸国の中で使われておりますのは、発明者証制度の方が利用率が高いというふうに理解しております。発明者証制度ももちろんこのPCTに乗り得るわけではございますけれども、そういう点が一つの問題点となっているのではないかというふうに理解しております。
〔委員長退席、渡辺(秀)委員長代理着席〕