和田貞夫の発言 (商工委員会)
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○和田(貞)委員 法案の審議に入る前に、今、政府対策本部長の村田通産大臣の方から、南大夕張炭鉱の事故の問題について詳細な報告を受けました。内容は、これからなお事故調査を本格的にやられるわけでございますが、これから以降、政府としての抜本的な対策を講じられることであろうと思います。
私は、この機会に、国民の皆さんはまたかという、こういう悲惨な大規模な炭鉱事故が相次ぐ中で、関係者だけじゃなくて多くの国民の皆さんが、政府の対応の仕方について非常に深い関心を持っておられるのではなかろうかと思うわけであります。
私は端的に言いまして、確かにこの鉱山保安法の改正を含めて対策を立てていかなくちゃならないと思う。しかし企業でございますから、どうしてもできるだけ安上がりということを考える向きがあると私は思うのです。これは、そういうことはなるならぬにかかわらず、いわば鉱山の経営者の社長さんなりあるいは重役さんなり、直接その鉱山の奥底に、採炭される労働者の皆さんと毎日同じように入って、そしておれが入っておるんだから大丈夫だというくらいの心構えで、抜本的な対策をこれ以降立ててもらわないと、自後自後ということを何回も繰り返してまいりましても、やはり相次ぐ事故に国民の信頼度というものは、まして鉱山で働く多くの労働者の不安あるいはその家族を含めた皆さん方の不安というものが、非常に解消しないというように思うわけであります。
また、これを通じまして、逆に国内エネルギー資源を、この機会にこれを方向転換をして、外にまた石炭を求めるというような安易な、そういう政策に肩がわりされるということは、これまた炭鉱に従事されている多くの労働者や家族の皆さんが非常に心を配っておられると思うのです。速やかに再開ができるようにやってもらわなくちゃならぬし、これを逆用して、炭鉱に関係する皆さん方の不安を一掃するということを含めて、政府対策本部として金輪際こういう大規模な大事故が起こらない、そういう対策をぜひとも講じてもらいたい、こういうように私は思うわけですが、改めてもう一度、本部長である通産大臣の方から、ひとつ決意のほどを述べてもらいたいと思います。