稲葉誠一の発言 (予算委員会)

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○稲葉(誠)委員 それは当たり前のことで、私の聞いているのはそういうことを聞いているわけじゃないのですけれども、総理の方も私の聞いているのが何を聞こうとしているのか察して、そこら辺のところを、何といいますかな、いい言葉で言えばかわしたというのかな。もっとぶつかっていいのじゃないでしょうか。私はもっとぶつかった答えを期待していたのですけれども、まあそれは御自由ですから、質問も自由だし答弁も自由であって、私もこれ以上追及いたしませんけれども、私は——まあ、よしましょうか、この程度にしておきましょうね。もっと別な言葉が出てくるかと思っておったのですが……。
 では話を変えまして、今総理は国際国家というようなことを言われたわけですが、私は、これは外務大臣にお聞きした方がいいのかな、総理にお聞きした方がいいのですか、あるいは文部大臣になるのか。大来佐武郎さんが講演しているのを読みまして、これは本当の国際人ですから、非常に感心したのですけれども、その中でこういうのがあるのですよ。「具体的には留学生問題がある」、国際国家日本という中でですね。総理のあれで何か二十一世紀への留学生政策懇談会というのができたのですね。受け入れている留学生の数が、日本が一万人、ドイツ、イギリスがそれぞれ五万人、フランスが十二万人、アメリカが三十万人を超えている。まあ国によって事情が違いますから、それだけで言えるわけじゃないのですけれども、さあ、これに対して一体こういう外国人の留学生を今後国際日本という観点からどういうふうにして受け入れていくか。
 心配いたしますのは、日本に来て留学した方が日本にいい感情を持って帰らないという例がしばしばあるのですね。反日とまで言えないでしょうけれども、余りいい感じを持って帰られないということがある。だから、留学生の受け入れ、それに対する、日本をよく知らしめ親日的にせしむるということについての方策ということについてはどうお考えでしょうか。どちらでも結構です。

発言情報

speech_id: 110405261X02019860308_029

発言者: 稲葉誠一

speaker_id: 17344

日付: 1986-03-08

院: 衆議院

会議名: 予算委員会