今井勇の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(今井勇君) 国立病院あるいは療養所の再編成の基本方針ということについてのお尋ねであろうと思います。
私どもは、これから本格的な高齢化社会を迎えるわけでありますが、やはり高齢化社会になりますれば当然医療の果たすべき役割というものもますます重要になってくるわけであります。その中で、いつでもどこでも良質の医療が適切に受けられるというような医療供給体制をつくることが私ども極めて大事だと思っているわけであります。そこで、昨年には医療計画の策定などを内容とします医療法の改正というのをやっていただいたわけでありますが、こういった状況のもとで我が国の医療機関というものが全体的に有効でしかも適切に機能するように、役割の分担と連携というものが強く私は要請されているものだと思っております。
そこで、国立病院・療養所というものの再編成というのは、このような観点から国立の医療機関としてふさわしいような指導的な役割を果たせるように、質的な機能の強化を図りたいということを私は第一の目的にせにゃいかぬと思っておりまして、そのためにもやはり再編成というのはスクラップ・アンド・ビルドというふうに私も考えまして、と申しますのも、人員、機材等々がこの厳しい情勢下で国立の各医療機関全部についての充足をなかなか果たすことができないような事情でございますので、この際スクラップ・アンド・ビルドをいたしまして、国立医療機関として国民の負託にこたえたいというような気持ちで、私は今回の再編成という問題を取り上げているわけでございます。