木戸脩の発言 (内閣委員会)

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○政府委員(木戸脩君) 今、穐山先生から地元の甲府病院なり療養所の実例を引かれての御質問でございますが、私どもといたしましても基本的な方針としては先ほど来申し上げているとおりでございます。ただ、一般的、基本的な医療と高度先駆的な専門医療というのが全く別のものであるかといえば、それは連続をしているものでございまして、ある高度な医療機関が全く一般的、基本的医療をやらないかといえば、そういうことはないわけでございます。
 ただ、先ほど先生も御指摘になりましたように、国立病院の数というのは極めて限られているわけでございますので、やはり国立病院というのはいわば国民全体にできるだけ公平にサービスをするという観点に立たなければならないわけでございますので、私どもといたしましては、専ら一般的、基本的な医療だけ――もう少し具体的に申し上げますならば、いわゆる今度通りました医療法に基づきます医療計画の二次医療圏の医療というものを専らやるという国立病院は今後は持たない、こういう考え方でございます。
 それで、具体的な医療の確保、先生利便性の問題を御指摘になりましたが、この利便性という問題と高度性と申しますか専門性の問題、これをどう調整するかというのは非常に大きな難しい問題でございます。具体的な医療の確保につきましては、やはり当該地域から統合によって医療機関がなくなった場合にどういうものが必要かというのは、やはり地元市町村あるいは県あるいは医師会あるいは関係の地元の病院協会等々とよく相談をいたしましてやらなければいけない問題だというふうに考えているわけでございまして、今回の再編におきましても、後医療の問題については十分配意するということが再編成の基本指針の中にも入っているわけでございます。

発言情報

speech_id: 110414889X00619860508_025

発言者: 木戸脩

speaker_id: 15643

日付: 1986-05-08

院: 参議院

会議名: 内閣委員会