村山富市の発言 (社会労働委員会)

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○村山(富)委員 国保財政の赤字の原因ははっきりしているわけです。その赤字の原因を解消するために、国の持つべき責任はきちっと持ってもらうということが大事ではないかと思いますから、その点は特に強調しておきます。ただ、いずれにいたしましても、国民健康保険財政というのはやはり立て直しをする必要がありますし、今後十分検討していかなければならぬ課題だと思うのです。
 そこで、一つの問題として、財政基盤を強化するために国保の運営を広域化したらどうか、こういう意見が一方にはありますね。厚生大臣は大分前向きの答弁をされておるようですけれども、考えてみますと、小さな町村ほど過疎が進んでお年寄りがふえていく。そういう町村で国保を運営することは無理ではないか、こういう意見もあります。同時に、同じ県内で同じ保険制度の中で町村ごとに負担をする保険料が違う。調べてみますと、最高は一人当たり六万一千五百円です。最低は八千百円です。七・六倍の格差があるわけですね。こういう現状はやはり問題ではないか、こういう理由から広域化が必要ではないかという意見があると思うのです。ところが逆に、自治省の方は、やはりそれなりの意見があって、詳しくは申し上げませんけれども、必ずしも広域化に賛成をしておらない。この国保財政をどう立て直していくかという広域化の問題についても、厚生省の意見と自治省の見解というのは若干の食い違いがあるように見受けられるわけです。
 そこで、この両方を踏まえて総理はどういうふうにお考えになっておるか、この広域化の問題について見解をお尋ねしたいと思うのです。

発言情報

speech_id: 110704410X00919861120_004

発言者: 村山富市

speaker_id: 16399

日付: 1986-11-20

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会