村山富市の発言 (社会労働委員会)

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○村山(富)委員 それから、私は大阪の公聴会でこういう意見を得たのですよ。これはまかり間違うと、医療も中途半端、介護も中途半端、言うなれば医療と福祉施設の谷間に落ち込んでしまうのではないか、まことにわびしい、寂しいようなものが想定される、そういうことになる可能性がある。例えば病院の空きベッドを転用する。そうしますと、私たちの脳裏に浮かびますのは、どこか結核病棟の古い病棟があいた、それを今度は老人保健施設に転用する、若干手は加えるかもしれませんけれども。そんなものになったのでは、これは全く意味がないわけですよ。あなた方が説明されるように、医療も行き届いた医療が行える、あるいは介護も十分手を尽くされる、そして老人はまことに天国に入ったような気分で保健施設でもって毎日が過ごされる、あなた方の説明を聞いているとそんな感じがするわけです。だけれども、実態はそうじゃないじゃないですか。ですから、やはりそこらに相当な乖離があるのですよ。だから、少なくともあなた方がそういう説明をされるなら、国がもっと面倒を見て、国が責任を持ってそんな施設をつくってみせますというようなことを言うてもらわなければいかぬ。そのためには空きベッドなんかを簡単に転用して使うなんということを言わずに、やはり金をかけて、みんなが頭でああなるほど立派なものができるんだなと想定できるようなものをつくったらどうですか。こういう意味ではどうですか。

発言情報

speech_id: 110704410X00919861120_022

発言者: 村山富市

speaker_id: 16399

日付: 1986-11-20

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会