村山富市の発言 (社会労働委員会)
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○村山(富)委員 もう時間が余りなくなりましたから、端的にお尋ねしますけれども、次に保健事業の問題について、これも私は老人保健制度がつくられたときの一つの大きな事業であったと思うのです。しかし、当時説明されておったような保健事業が実際に各市町村で行われているかといえば、必ずしも行われていないというふうに私は思うのです。
そこで、一つだけ確認をしておきたいと思うのですが、老人保健事業を実施する市町村が、言われるような形でもって保健事業が実施できない要因というのは幾つかあるわけですね。したがって、例えば保健所に委託するとか、あるいは医師にお願いするとか、いろいろなことがあり得ると思うのですが、そういうことに対してこれまでの国会の審議の中でこういうふうに言われているわけですね。市町村がその他の機関に保健事業の一部を委託せざるを得ない場合には、まず第一に保健所、次に自治体病院等の公的医療機関、そして第三にその他の医療機関にお願いするという、いわば委託に際しての優先順位がはっきりと示されておったわけですね。ところが実際に現状を見ますと、三カ年間の実績を見てみますと、保健所における実施は極めて少なく、逆にその他の医療機関への委託、健診業務の委託等が五〇%を超えておる、こういう現状になっておると思うのですが、今申し上げましたような委託の順位についての厚生省の方針というものは変わっておらないかどうか、ここで確認できますか。