中曽根康弘の発言 (予算委員会)
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○中曽根内閣総理大臣 新聞やテレビの報ずるように、民主党が勝って共和党が少し後退した、そう言われておりますが、もしそうであるということになれば、議会関係においてホワイトハウスは今までよりも多少困難が増してくると考えざるを得ません。ただしかし、先ほど申し上げましたようにアメリカの議会は政党的な縛りが弱いものでございますから、やはり委員会の委員の政策、特に委員長の政策というものが非常に影響してくるので、その顔ぶれによりましてはそう変化がないということもありますし、あるいは個々の政策によっていろいろな対応が変わってくる、そういう問題があり得ますので、今その顔ぶれがどういうふうになるか注目しておるところでございます。
一般的に言いまして、私は、国際関係というものについては、多数党になった場合には今まで以上に責任が出てくるものでございますから、アメリカは今世界をリードしている最強国でありますから、そういう意味において世界をリードしている最強国としての立場を忘れないで上下両院とも政策が形成されるであろうと思いますし、それを強く期待をしているし、日本のみならず全世界がそれを期待している、特に自由世界圏においてはそれを期待しているのではないかと思うのです。アメリカの議会がこの世界の期待にこたえてくれるように要望しておる次第であります。