小林俊二の発言 (法務委員会)

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○政府委員(小林俊二君) 委員から御指摘のように、現在、外国人登録法改正法案作成の作業が進行中でございます。また、その根幹には総理からの御指示があったということも事実でございます。ただ、総理からの御指示は、この問題についての従来の経緯を踏まえてその解決に早急に努力をしてほしいということでございます。したがいまして、その法案の内容にわたってどのような改正が行われるべきかということについての御指示をいただいたということではございません。早急に解決の方向で努力を進めるようにという御指示でございました。また、可能であるならば次期通常国会をめどとするようにという御指摘もございました。私どもはその線に沿って作業を進めておるところでございます。
 この外国人登録法の改正内容につきましては従来から種々経緯がございまして、法務省といたしましても実務の観点からの見解をもとにいたしまして種々検討が続けられておったのでございます。したがいまして、総理の御指示によってその結論を得べき時期について一定の御判断をいただいて、これに添って努力をさらに重ねてきておるというのが現況でございます。
 先般の御訪韓の際に、総理から韓国大統領に対して説明をされましたとおり、現在、改正法案として検討中の骨子は二つございます。
 その第一点は、指紋の押捺を従来切りかえごとに求めておったのを改善緩和いたしまして、最初の押捺義務が生じた際における押捺をもって、その後は原則として繰り返して押捺を求めることをしないという点でございます。
 もう一点は、永住者を対象といたしまして、現在の冊子式の登録証明書の態様を改善いたしましてカード式のものに切りかえる、これによって携帯の便に資するという方向で検討を、作業を進めておる、この二点が改正の主要な骨子でございます。
 なお、これに関連する諸点についてさらに詳細を詰めつつあるというのが現況でございます。

発言情報

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発言者: 小林俊二

speaker_id: 34386

日付: 1986-10-23

院: 参議院

会議名: 法務委員会