中曽根康弘の発言 (本会議)
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○国務大臣(中曽根康弘君) 千葉議員にお答えをいたします。
まず、火山噴火予知体制の問題でございます。
今般の三原山の噴火に際しまして、災害を受けられました皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。政府といたしましても、これが救援措置等につきまして万全を尽くす所存でございます。
予知体制の問題でございますが、我が国の活火山については、昭和五十八年に火山観測研究の拡充強化、予知手法等の開発研究の推進及び予知体制の強化に関する方針を決めた火山噴火予知計画に基づき、大学及び関係行政機関の協力による観測、研究が推進され、体制を整えておるところでございます。しかし、今回の災害を教訓といたしまして、よく分析、検討いたしまして、今後とも噴火予知体制の充実強化に努めてまいる所存でおります。
社会保障予算の問題でございますが、国の財政が厳しい中で、今までさまざまな制度改革や財政上の工夫をしながら社会保障の予算を編成してまいりました。今後とも人口の高齢化等に伴い多額の当然増が生ずるものと考えられますが、厳しい財政事情の中で、引き続き国民の福祉の水準を守っていくための具体的方策について幅広い観点から検討を加え、社会保障予算の確保に努めてまいります。
社会保障の財源の問題でございますが、高齢化の進展や年金の成熟化に伴い増大する社会保障の経費を賄うための財源を将来にわたりいかにして確保するかは、制度の安定を図る上で極めて重要な課題であると考えております。
社会保障経費の大宗をなす年金及び医療については、社会保険方式が定着しておりまして、社会保険料を中心とする現行の負担の仕組みは基本的に維持すべきものであると考えております。
いずれにせよ、国の財政制度にも、社会保障の今後の進め方にも関係する問題でありますので、幅広い角度から検討してまいりたいと思います。
残余の答弁は関係大臣がいたします。(拍手)
〔国務大臣斎藤十朗君登壇、拍手〕