中曽根康弘の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○中曽根内閣総理大臣 今後のベネチア・サミットは非常に重要なサミットになると思います。それは今申し上げましたように、もう時代の分かれ目といいますか、ある意味における分岐点に今差しかかっていると思うのであります。
平和と軍縮の問題については、レイキャビク以後、米ソで今軍縮交渉が行われていますが、これがどちらへ行くか、いい方向に我々としては大いにドライブをかける、そういう大事な場所がベネチアであり、それは、我々自体がそういう方向に結束すると同時にソ連自体がそういう方向に前進するように、我々が政策的にもそういう配慮をするという点が大事であると思います。
今度は世界経済の問題を考えてみますと、世界経済も悲観、楽観論、いろいろこもごもでありますが、低成長、低金利あるいは生産過剰、こういう時代に入りまして、世界経済に明るさを誘引するモメントをここでつくらなければなりませんし、特に国際通貨関係の安定をぜひとも図っていく具体的な施策を我々は考えていかなければならぬ、そういう大事なときに来ておりまして、そういう点について、政策協調及び各国がやるべきこと等についてしっかりみんなで相談をする、そういう考えでやりたいと思います。