中曽根康弘の発言 (外務委員会)

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○中曽根内閣総理大臣 領土問題は、日ソが国交回復するときから今日に至るまで我が国にとりましては最大の重大問題でありまして、これをないがしろにしたり、あるいはこれを避けて通るということは許せない問題であります。したがいまして、領土問題を解決して平和条約を締結する、これが日本としては対ソ外交の一番大事な急所である、そう考えて、この問題を我々が妥協したり、ないがしろにするという考えはありません。恐らく自民党政府はこういう考えを一貫して持っていくであろうと思っております。私もそうであります。
 しかし、日ソ間にはそのほかの問題もあります。現に漁業協定もやっておりますし、あるいは文化協定の調印もいたしましたし、そういうさまざまな問題もございます。ございますから、それはそれなりに、我々としては隣同士の者としてのつき合いといたしまして友好関係を保持し、あるいはそれを広げるために、我々としても今後とも誠意を尽くして努力してまいるべきものであると思いますけれども、やはり物事には比重がありまして、日ソ間の国交上の一番大事な問題という問題はやはり領土問題であり、これは日本国民としては忘るべからざる重大問題であると考えております。

発言情報

speech_id: 110803968X00419870525_023

発言者: 中曽根康弘

speaker_id: 15356

日付: 1987-05-25

院: 衆議院

会議名: 外務委員会