葉梨信行の発言 (公職選挙法改正に関する調査特別委員会)

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○葉梨国務大臣 松本先生を初め各議員から、午前中から御質問をいただいておりますが、選挙制度のあり方というのは、例えば行政府がこうしたらいいかなという案を先に出してしまうということがその抜本改正につながらないのではないであろうか。やはり各政党、政党がこの議会政治を担っているから、各政党、政党の考え方を政党間で御議論いただくということが一番基本ではないか。役所は何も考えていないということではございませんが、これをまとめていくためにもその方が方法論として妥当ではないかということから、先ほどからの御答弁を申し上げている次第でございます。
 それから、格差の問題も格差だけで判断できないと思います。衆議院あるいは参議院の総定数をどうするかという問題、選挙区制度をどうするかという問題あるいは区割りをどうするかといういろいろな問題に絡まって判断すべき問題であろうと思います。
 理想としては一対一ならばこれ以上の平等はないけれども、そういうことは現実の問題としてあり得ない。例えば辺地の選挙民の意思と都市の住民の意思を同じにしておいていいのであろうか、実質的な平等ということに反しないであろうか、いろいろなそういう政治的な判断、考慮も加えられながらこの格差の問題も決めていくべきであろう、こういうことから具体的に先生は二とおっしゃいます。最高裁は、判決では三以下という判断をされた。いろいろな御意見があるわけでございますが、それを集約していくのにはよほど広い御議論が必要であろう、こういうふうに考えている次第でございます。

発言情報

speech_id: 110904219X00219870916_180

発言者: 葉梨信行

speaker_id: 14748

日付: 1987-09-16

院: 衆議院

会議名: 公職選挙法改正に関する調査特別委員会