田久保忠衛の発言 (予算委員会公聴会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○田久保公述人 燃えないような状態が予防的にできれば一番いいんでございますけれども、ペルシャ湾の状態というのは全く突発的なものでございまして、八月十日——これは七月の初めにアメリカが艦隊で護衛に当たった。その月末でございますけれども、サッチャーさんはこれに対する協力を断っておるわけであります。その後八月十日に全く突発事故でございまして、テキサコ・カリビアンが触雷した。翌日十一日にフランス、イギリスがそれぞれ掃海艇の派遣を決めた、こういうことでございます。これをどういうふうに日本が予防する措置があったか、これは私は不可能ではないかな、こう思うのでございます。
 それから、先生の御指摘のその前の点でございますけれども、私は政府・与党にも申し上げたいわけでございますが、海上自衛隊を現場に派遣したら、現場で攻撃を受けたらどうかというのは、これは初めからやる気がないからそういうパズルをつくったのではないか。こればそうではないんじゃないかと思うのでございます。実際この事件というのは戦争に赴くものではなくて、公海にばらまかれた汚物を処理しよう、みんなで仲間で処理しよう、こういうことだと思うのでございます。そういうところで日本を除く西側主な国々がみんな掃海作業をしている。
 ここで私は気をつけなければいけないのは、イラン自体がどう言ったか。イランは国際世論をおもんぱかって、自分でまいた機雷を自分で掃海作業すると言って実際に手をつけたわけでございます。仮に海上自衛隊が現場に行ったといたしまして、現場だけで攻撃を受けることはあり得るか。それは今でも攻撃を受けることがあるし途中でも攻撃を受けることがある。その行ったところで攻撃を受けたらどうするかというのは、自分でパズルをつくって解けないと言っているにすぎないんではないかな、私はかように思うわけでございます。

発言情報

speech_id: 111205262X00119880215_050

発言者: 田久保忠衛

speaker_id: 4757

日付: 1988-02-15

院: 衆議院

会議名: 予算委員会公聴会