田久保忠衛の発言 (予算委員会公聴会)

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○田久保公述人 先ほど井上先生の御質問に私、お答えできなかったわけでございますけれども、それを含めまして申し上げますと、予防できるものと予防できないものがある。一回火事が起こる、火事が起こる前は全力を挙げてトラブルは抑えるべきだと私は思うのでございます。その場合、ODAも有力な武器であろう。ただ、日本はフィリピンに大変なODAを出しておると私は思うのでございますが、この間ガットの総会では、フィリピンが日本攻撃の先鋒になった、こういう事実を踏まえますと、金で国家は、安全は守れませんよという教訓は身にしみて感じるべきだと私は思うのでございます。
 それからペルシャ湾でございますが、これは一たん起こってしまった火事であるということでございます。したがいまして、これは海上自衛隊の方が何と言うかわかりませんが、これは今まで白い目で見られておりますので本心は何と言うかわかりません。ただ、海上自衛隊の掃海作業、これは先ほど申し上げましたように戦争とは全然違った別の次元の問題にございます。したがいまして、公海にまかれた汚物を西側のみんなで掃討作戦するのは何らおかしくないのではないかな。今の日本の体制でできるぎりぎりの中でも、最も西側の一員としての誠意を示すあかしになるのではないかな、私はかように考えております。したがいまして、掃海艇の派遣というのは是というふうに考えているわけでございます。

発言情報

speech_id: 111205262X00119880215_069

発言者: 田久保忠衛

speaker_id: 4757

日付: 1988-02-15

院: 衆議院

会議名: 予算委員会公聴会