加美山利弘の発言 (交通安全対策特別委員会)

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○加美山政府委員 交通事故防止に関する緊急総合対策について御説明いたします。
 本決定は大きく分けて六項目の対策で構成されております。
 第一は、国民の交通安全意識の高揚であります。
 その内容は、最近の交通事故の極めて厳しい状況について、国民の関心を高め、一人一人の交通安全意識の高揚を図るため、
 一 関係行政機関、民間関係団体との密接な連携による広報啓発活動の展開
 二 重点を絞ったわかりやすい広報啓発活動の展開
 三 積極的な広報素材の提供
 四 全国民的機運を盛り上げるため、報道機関の協力の要請
などの各施策を推進することであります。特に、広報啓発活動の内容につきましては、高齢者交通安全活動の推進、若者を中心とした二輪車事故の防止、シートベルト着用の徹底、事業活動における安全運転の推進などに重点を絞り、これを関係機関、民間団体との緊密な連携のもとに推進するものであります。
 第二は、高齢者交通安全対策の新たな展開であります。
 その内容は、
 一 高齢者交通安全キャンペーンの実施
 二 指導指針に基づく高齢者交通安全教育の推進
 三 機会をとらえての高齢運転者に対する運転適性診断の推進
などの各施策を早急に推進することであります。特に、高齢者交通安全キャンペーンの実施につきましては、新たに九月十一日から二十日までを高齢者交通安全旬間として実施する中で、各種行事や街頭活動を集中的に行うものであります。また、以上に加えて、高齢者の交通安全に関する総合的な対策を早急に策定することとしております。
 第三は、若者を中心とした二輪車事故防止対策の一層の推進であります。
 その内容は、
 一 運転者組織を通じるなどしての広報啓発活動の強化
 二 二輪車交通安全教育の充実とその推進
 三 未組織二輸車運転者の組織化、指導者の育成
などの各施策を推進することであります。また、以上に加えて、二輪車事故防止のための総合的な対策の策定について早急に検討を進めることとしております。
 第四は、シートベルトの着用の徹底であります。
 その内容は、シートベルトの着用効果に対する理解を深め、正しい着用の一層の徹底を図るため、広報啓発活動を強力に推進するとともに、非着用者に対する街頭指導の強化を図ることであります。
 第五は、安全な道路交通環境の整備であります。
 その内容は、現在実施中の第四次特定交通安全施設等整備事業五カ年計画及び第四次地方単独交通安全施設等整備事業五カ年計画による事業をその達成に向けて着実に実施していくこととし、さらに、道路の新設、改築において歩道の設置等道路交通環境の整備を積極的に推進することであります。
 第六は、交通指導取り締まりの効果的な推進であります。
 その内容は、最近の事故の発生状況を踏まえつつ、重大事故に直結する悪質、危険な違反などの取り締まりを推進するとともに、交差点等における街頭保護活動を効果的に実施することであります。
 以上、簡単ですが、説明を終わります。

発言情報

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発言者: 加美山利弘

speaker_id: 12217

日付: 1988-09-08

院: 衆議院

会議名: 交通安全対策特別委員会