田中敬の発言 (大蔵委員会)

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○田中説明員 委員御指摘のとおりに、例えば一つの数字を申し上げますと、昭和六十年度におきましては輸出入金融の承諾額が六八%、海外投資金融が二一%、そして今問題になっておりますアンタイドローンが一一%でございましたが、昨昭和六十三年度について見ますと、輸出入金融はわずか一九%、輸出がこのうち一二、三%でございます。それから海外投資金融が二一%、アンタイドローンが五九%というふうに、委員が申されましたように六〇%をアンタイドローンが占めるという日はそう遠くない、恐らく本年度におきましてはそういう状況になろうと思います。今、資金還流措置を推進している最中でございますので、傾向といたしましては、私自身もこのアンタイドローンというものがここ数年は相当大きな比重を増していくというふうに考えております。
 しかしながら、私どもの銀行といたしましては、単なるアンタイドローンだけでなくて、資金還流という手段をとるにいたしましても例えば直接投資という手段もございます。それからまた、いろいろ問題とされておりますけれども、日本にとりましてはやはり輸出というものは非常な日本の経済政策の遂行手段でございますし、また、輸入も非常に緊要であるということを考えますと、単にアンタイドローンの増勢をそのまま続けるだけでなくて、投資金融あるいは輸入金融あるいは必要な開発途上国等へのプラントの輸出、それによる技術移転、そして開発途上国の経済力を大きくし雇用創出効果も生ませるというようなことを考えますと、私どもはアンタイドローンの増勢と同時に、今申し上げました別途の還流手段、すなわち、投資あるいはプラント輸出等による技術移転というような方法も進めてまいりたいと思います。
 傾向とすれば、ここしばらくはアンタイドローンの比重がふえていく、そういうふうに考えております。

発言情報

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発言者: 田中敬

speaker_id: 27802

日付: 1989-05-24

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会