大石正光の発言 (外務委員会)

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○大石(正)委員 ちょうどきのう鄧小平さんが中央軍事委員会主席からおりられまして江沢民さんがなりました。前にいろいろと流れの中で趙紫陽さんが要するに副委員長になられてやられたわけでありますが、なかなか中国の軍としてはそれを受け入れにくかったわけであります。今回、鄧小平さんがおりられて江沢民さんを中央軍事委員会の主席にされるわけでありますが、それは中国のやり方でありますから、私ども何もそのことに関して発言する必要はないわけでありますが、ただ、このような形によってどんどん時代が若返ってまいります。江沢民氏がどのような形で鄧小平氏から受け継いで、軍事を監督し、そして中国国民を指導するかということは、これからの中国の考えでありますが、あの天安門事件の後、私も中国に参りまして、北京大学の学生や教授とも話をいたしました。しかし、あの開放の中でのやり方、それぞれ学生運動は基本的には学生も了解し、中国政府も了解をしております。ただ、やり方がまずかったということでありまして、中国の学生や教授はもっと地道に長期的に中国の内部改革をしたい、そのことを大前提に考えているわけでありますが、その大きな流れの中で今中国はどんどん若返りをしております。そしてまた軍事委員会も若返りをするわけでありますが、これから先、日中間において今まで長期的に田中先生や大平先生の時代に日中の正常化を図られてから、日本は中国に対して積極的な若い方々へのアプローチが非常に少ない。古い友人にばかり積極的に行くだけであって、今新しいそれぞれの各大臣やそれぞれの先生方にはだれ一人として行かないのです。私は、なぜ農林省や環境庁も含めて、通産省も含めて、各省が積極的に中国の各部と交流をし、事務次官の交流を重ねることをしないのか。私は何回となく通産省や農林省の事務次官にお話をしました。行きたいという話はするけれども、何となく行きにくくなっているのか行こうとしない。私は要するに、トップレベルの会談よりも事務サイドのレベルの会談、交流をもっと重ねた上で密接に結ばれなければ、ますます日中間が必要なときに表面だけで終わってしまって、だれ一人として将来お互いに助け合っていくのがなくなって、何か日本だけ残されたような感じの、かつてニクソンが日本を飛び越えて正常化を米中でしたように、私はそのようなことが非常に起きる気がしてならないわけであります。ぜひともその点を大臣にこれから御指導をいただいて、その面を含めて積極的に日中間に対してのもっと奥深い行政を、交流をひとつしていただきたいと心からお願いを申し上げます。
 時間が余りありませんので、最後の御質問をさせていただきますが、実は今いろいろと騒がれております外国人留学生の問題があります。特にこの間のベトナムや中国の難民という形の問題があったわけでありますが、今この中ではいろいろ技術者や単純労働者、不法就労者と三つに分かれての外国人労働者の受け入れがあるわけでありますが、今入管法の中でいろいろやっている中で改正をしているわけでありますが、不法就労者が約十万人ほどいるわけでありまして、その方々が結局は何もしないまま非常にわけのわからないようなベールに包まれた形で問題が出ているわけであります。いろいろ入管法の改正をしているようでありますが、私はもっとこれを幅広く受け入れるべきであると思いますが、大臣はどのようにお考えでございますか。

発言情報

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発言者: 大石正光

speaker_id: 2829

日付: 1989-11-10

院: 衆議院

会議名: 外務委員会