松本十郎の発言 (内閣委員会)
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○松本国務大臣 デタントあるいは緊張緩和というムードは出ておりますが、しかしながら、極東における情勢、とりわけ軍事情勢につきましては、先ほどお答え申し上げたとおりでございまして、そういう前提に立っていきますと、我々としましてはやはり着実な防衛力の整備はやらなければならない。しかも、戦後四十数年間平和が保たれましたゆえんのものは、米ソを中心とした核の抑止力が働き、その結果平和が保たれたということでございますので、そのような大きな枠組みというものは、とりわけ極東においてはしばらく間は大きく変わるものではなかろう、そういう前提に立ちまして、今、平成三年度以降の防衛計画というものをどうすべきか、いろいろ考えておるわけでございまして、委員御指摘のとおり、そういう情勢、ムードはありましょうとも、我々としましてはやはり現実に即して着実に防衛力を整備しながら進めてまいりたい。抑止による平和の確保ということは変わらない、そういうふうな方向でやっておるわけでございまして、安全保障会議の決定を受けまして防衛庁内部ではまだ検討作業を続けておる段階でございます。